ロゴ作成を依頼する際の主な委託先や委託先の選び方などを詳しく紹介
現在、ロゴの作成を依頼したいという方もいるのではないでしょうか。ただ、どこに委託すれば納得できるロゴを作成してもらえるのかイマイチ分からないという方もいるかもしれません。そこで今回は主な委託先の特徴や利点を詳しく解説します。
またロゴ作成を依頼する委託先の選び方なども併せて紹介していきます。理想的なロゴを入手したいという方は参考にしてみて下さい。
ロゴの作成を専門としている会社に委託する利点は、打ち合わせなどがスムーズに行えるという点です。専門会社は一般的に、委託元と担当するデザイナーの間に入って、仲介役という役割を担っています。また専門会社は委託元から要望などをヒアリングした上で、様々なロゴデザインの案を提示してくれます。
ロゴデザインの依頼を受けた後、クライアントの希望などを正確に伝える事ができる他、煩雑な交渉に時間を費やす必要がなくなるという事も利点の一つです。専門会社は、デザイン会社又は個人のデザイナーにロゴ作成を発注し、細かな調整をしてくれます。
ロゴ作成の場合、自身のSNSなどを活用しながら、個人でロゴデザインの仕事をしているフリーランスのデザイナーも少なくありません。個人デザイナーにロゴ作成を委託する利点は、オリジナル性の高いロゴを作成してもらいやすいという点です。
個人デザイナーにロゴ作成を依頼する場合は、そのデザイナーが手掛けた過去の作品などを数多く見て、どのような作風なのか確認しておきましょう。過去の実績をチェックする事で、作成してもらいたいロゴのイメージに合致しているか判断するためです。
ただ人気のあるデザイナーは依頼が多いという理由で、一時的に新規の依頼を受付けていなかったり、納期が数か月先になるケースもあります。そのため、委託する際は、はじめに新規のロゴ作成に応じてくれるか確認する事が重要です。
またトラブルを未然に防ぐためにも、著作権や商標登録など権利の扱いについてはきちんと確認しておくと良いでしょう。
ロゴを販売しているWEBサイトの魅力は、文字や業種などを指定すれば既に作成されているロゴが複数提示され、その中から好きなロゴデザインを選んで購入できる手軽さです。ほぼ完成しているロゴに簡単な加工を施すだけで好みのロゴデザインに仕上げる事ができます。
またよりオリジナルなロゴデザインが欲しい場合は、作成したデザイナーに依頼して必要な加工をしてもらう事も可能です。ただ、ロゴ自体の料金が安い事もあり、デザイナーが行う作業は最小限に抑えているケースが多く、納品後の修正に応じてくれない可能性もあります。
そのため、依頼する前にはロゴを使用する条件などはあらかじめチェックしておきましょう。
なるべく多くのロゴデザインをチェックした上で委託先を決めたいのであれば、クラウドソーシングサイトのコンペ方式を利用するのが良いでしょう。コンペ方式とは、報酬などを事前に決めておき、応募してきた数多くの作品の中から優れた作品を採用する方法です。
クラウドソージングサイトの場合、報酬額が高いほどコンペに応募してくるデザイナーの作品数は増える事から、多彩な作品の中から好みのロゴを選べるのが利点です。またクラウドソージングサイトにはアマチュアレベルから実績豊富なプロの方まで、多様なデザイナーが応募してくるため、想像できないようなユニークな作品に出合える可能性がある所も魅力と言えます。
しかし、あまりに作品数が多いとかえって一つの作品に決める作業が難しくなる可能性もあるので、あまり報酬額を高く設定しないよう注意しましょう。
ロゴ作成を委託する前に、ロゴを入手した後の用途をハッキリさせておく事は大切なポイントです。ロゴの使用目的が明確になっていれば、作成したロゴを使って、どのように活用していきたいのかを事前にイメージした上でロゴの作成が行えるからです。
完成したロゴで販売している商品や広告に使用する予定がある旨をあらかじめ委託先に伝えておけば、専門の会社やプロのデザイナーが柔軟に対応してくれるでしょう。またクライアント側と委託先でイメージを共有しておく事も、ロゴ作成を委託する際には重要なポイントと言えます。
作成してもらいたいロゴデザインのイメージを委託先と細かい部分まで共有していないと、結果的にイメージしていたものとは大きく異なるロゴが仕上がってしまう可能性があるからです。ロゴデザインは使用目的などによって、ロゴの形状や配色、使用する文字の大きさなどが異なってきます。
そのため、希望するロゴデザインの具体的なイメージを委託先と作成前に共有しておく事で、クライアントにとって理想的なロゴを作成してもらえるのです。特に専門会社の場合は、窓口となる担当者と実際にロゴを作成する人が異なっているというケースも珍しくありません。
イメージのズレが起きないようにするためにも、会話だけでなくきとんと文書化しておくなど、クライアント側で対策をしておく必要もあるでしょう。
ロゴ作成を依頼する委託先の選び方のポイントとして挙げられるのが、過去に制作したロゴデザインをチェックして、イメージに最も近い所を選ぶという事です。理想に近い作品を既に制作している専門会社やデザイナーを選んだ方が、イメージと違うロゴを作成されてしまうというリスクを回避できる可能性が高いからです。
ロゴ作成専門の会社であれば過去の制作実績を、フリーランスとして活動している個人のデザイナーであれば、ポートフォリオを確認しておくと良いでしょう。過去に制作したロゴを確認すれば、理想的なロゴデザインに出会えるかもしれません。
また、イメージに近いロゴを作成してもらうのであれば、コミュニケーションが取りやすい委託先を選ぶ事も大切なポイントと言えます。意思疎通がスムーズにできない相手だとイメージと違ったものを提示されるといった可能性があります。
安心してロゴ作成を依頼したいのであれば、作業の進捗状況や納期などについてスムーズにやり取りができるような相手を選ぶようにしましょう。
ロゴ作成の委託先については様々な選択肢がある事から、それぞれの特徴や利点をきちんと把握した上で用途に応じて最適と思われる所に委託するのが良いでしょう。またロゴは企業や商品、サービスの顔にもなる存在であると言えます。
そのため、イメージ通りのロゴを作成してもらうには、クライアントと委託先との間で情報を共有しておく事も必要不可欠です。
今回の記事を参考にオリジナルなロゴを作成してみてはいかがでしょうか。